東京で焼肉を食べようと思ったとき、やはり美味しい店に行きたいと思う人も多いです。美味しい焼肉店に、定義はあるのでしょうか。肉質が柔らかいものを好む人もいれば、ワイルドな噛み応えを求める人もいます。焼き方もレアからウェルダンまで、焼肉の好みは人によってさまざまです。
東京には、焼肉の名店と呼ばれる店が数多く存在します。東京で美味しい焼肉の店に行くのなら、名店と呼ばれる店に行くのが選択肢の一つといえます。しかし、東京にある焼肉の名店といっても多くのお店があります。それらのお店の中から選択するのであれば、最初に何を最も重要視するかを考えます。これは大きく分けて3つあり、肉質とコスト、エリアが挙げられます。お店で扱っている肉のランクはもちろん大切ですが、それだけではシーンによっては使い辛いこともあるでしょう。あまりにも遠方のお店や、車でなくてはアクセスが悪い場所であると、なかなか特別な時しか行けません。あるいは、値段があまりにも高額な場合も同様です。
リサーチする方法は、ネットの口コミサイトを利用したり、友人知人に聞き込みをしたりと何でもよいです。すると多くの店がヒットするでしょう。そのあとに、重要視したポイントに沿って選ばれた数多くの店から絞り込む作業に入ります。例えば、東京は人口の多い都市であり、どこにも人が溢れています。かといってどの店も繁盛しているわけではありません。一人で仕事帰りに立ち寄る、大切な人と充実した時間を過ごすために立ち寄る、など利用シーンを考えて絞り込んでいきましょう。東京の焼肉店には、会社帰りに立ち寄れるようなオフィス街に構えているお店や、駅から徒歩数分で行けるお店もあります。
焼肉が美味しいかどうかは、やはり実際に食べてみてこそわかるものです。店の味を知る上で、必ず食べてみるべきなのがカルビまたは中カルビです。焼肉は同じ牛から採れた肉であっても、タンやロースといったように部位によって名称が異なります。その中でもカルビは塩で食べてもタレで食べても美味しく、多くの人が好む万人向けの味であり、注文も一番多く入る定番メニューです。カルビは多くの焼肉店でメニューに入っています。だからこそカルビを選ぶことで他店との食べ比べができます。この時に注意するのは、上カルビを選ばないことです。これは店によってばらつきが大きく、比較できないことが多いです。その点、中カルビならば、価格の点においても大きな差がなくなります。
見極めポイントの2番目は鮮度です。できれば店主がこだわって仕入れたような和牛が良いです。鮮度を見極めるときに食べてみるのがハツになります。ハツは心臓部分ですが、鮮度の高いものは切り口が丸くなっておらず、キリリと立っています。このようなハツを出す店は、鮮度管理に気を配っているといえます。3番目としては無煙ロースターの使用です。一見味に関係がないように思えますが、実はそうではありません。焼肉というと店内に煙が充満している方が好きだと主張する人もいますが、煙がせっかくの味を邪魔してしまうという人も多いです。
4番目は、ドリンク類の充実です。焼肉と御飯だけでは食事の楽しさは半減します。ドリンク類の充実があると、さらに盛り上がります。特にお酒類の充実は欠かせません。そして5番目が店員のサービスです。入店してテーブルに案内された時に、テーブルがきちんと清掃されていないようでは、いくら味が良くても名店とは言えません。てきぱきと気持ちの良いサービスをしてくれるお店は気持ちが良いです。以上のことに気を付けてお店選びをすれば、必ず自分だけの名店を見つけ出すことができます。
